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2010年代の全米ビルボードを最も賑わせる男、”Drake”の魅力を徹底解剖!

   

マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、エルヴィス・プレスリー…。知らない人はいない超ビッグアーティスト達、この次に続く名前が今回ご紹介するDrake(ドレイク)です。クラブで遊ぶ方はもちろん、そうでない方もTVやお店で一度は耳にしたことがあるであろうDrakeの魅力について徹底解剖します!

  
drakeのアルバムジャケット
LIFE

Drakeとは?

今回ご紹介するDrake、洋楽を語るなら彼を知らないとヤバいです。世界中のクラブやバーで毎日必ず流れる全米トップアーティストのDrakeとは…?

アイキャッチ画像出典元:shopify.undergroundhiphop.com, 画像出典元:alux.com

プロフィール

ドレイク(Drake、1986年10月24日 – )は、カナダ出身のラッパー、俳優である。
デビューアルバムから7作連続全米1位を記録するなど名実ともに現在の音楽シーンを代表するアーティストの一人である。

出典元:ja.wikipedia.org

元々はカナダの学園ドラマに出演していたそうですが、今回スポットライトを当てるのはもちろん”ラッパー”と紹介されるアーティストとしての側面。世界的アーティスト“リアーナ”と交際していたなどのゴシップにも触れません。

Drakeが自主生活で音楽活動を始めたのは2006年。2010年のデビューアルバムは前年にリリースしたミックステープ(自主制作テープのようなもの)が話題を集めていたこともあり、発売初週に45万枚を売り上げてビルボードチャート初登場1位を記録するという業界入り。

デビュー以来リリースしたアルバムは4枚ですが、全てがビルボードチャート1位に輝いています。もちろん故郷のカナダでも。

また、Drakeの2017年度の予想給与は4000万ドルと言われています。日本円だとおよそ40億円。住まいはLA郊外の6つの寝室、10のバスルーム、テニスコート、ワインセラー、パーソナルジムを備える750万ドルの家

↓Drake邸


出典元:alux.com, 広いしコンセプトもわからないし謎ですね…

記録


出典元:logonoid.com

1、マイケル・ジャクソン(29曲)
2、スティーヴィー・ワンダー(28曲)
3、エルトン・ジョン(27曲)
4、エルヴィス・プレスリー(25曲)
5、ドレイク(25曲)

最初に挙げたアーティストたちは、“全米ビルボードにおける、トップ10ヒットを最も多く送り込んだ男性ソロアーティスト”のランキングでした。最近まで23曲でタイだったのが、あのポール・マッカートニー。どれだけ全米で認められているかがわかるデータでしょう。

さらに、今年初めから“11週連続でシングルチャート1位を維持”していた”God’s Plan”という曲を、自らがリリースした”Nice For What”が入れ替わりで1位を獲得し返すということも。1位と2位を独占したアーティストは史上19組目であり、同じアーティストの初登場の曲が入れ替わりで首位を獲得するのは史上初の快挙。

Drakeの3つの魅力


出典元:rollingstone.com

全米はもちろん、ここ数年日本でもクラブでDrakeの曲が流れると両拳が自然と上がるような状況。ここからはそんなDrakeの魅力に迫ります。

私は生粋の日本人であり、英語の歌詞は聞き取ることができません。そして日本のDrake好きの方の中でも「Drakeの魅力は歌詞!」なんてことを本音で言う人は少ないでしょう。だって、英語のラップが聞いていてすんなりと頭に入ってきますか?それを即座に理解できますか?もちろん理解できる人もいるでしょうが、これから初めてDrakeを聞く人にもわかりやすいよう、ここからご紹介するDrakeの魅力は歌詞ではなく“音感”的な話が中心になります。

1、歌えるラッパーであること

ラッパーとしてはもちろん、R&Bシンガーとしても優れた実力を発揮するDrake。「ラッパー中心の曲にR&Bシンガーをフィーチャリングすれば良いじゃないか」なんて意見もあるでしょう(もちろんDrakeにもそのような曲はあります)。しかし、“歌えるラッパー”であることによって最も素晴らしい点が、楽曲の表現に幅が出ること。サビの部分だけメロディラインがあるような楽曲は客演でも十分ですが、ラップの途中にアクセント的にメロディラインを入れることはできないですよね?ラップ自体にメロディラインを付けることもできないですよね?

ラッパーが歌も歌うというスタンスは、2000年代初頭にスマッシュヒットを多数飛ばした“Nelly”以前はあまりメジャーなスタイルではありませんでしたが、それ以降、特に2010年代に入ってからは歌えるラッパーがメジャーなものとなっています。今や業界を代表するラッパーであるChance The RapperTy Dolla $ignも歌えるラッパー。Drakeももちろんその内の一人であり、特に歌唱力が評価されている中の一人でもあります。

全米ラップチャートで1位、全体チャートでも最高2位であった2009年の“Best I Ever Had”では、ラッパーとシンガーのハイブリッドな”一人二役”により豊かな楽曲表現を楽しめます。

参考:”Just A Dream / Nelly”(2002)

参考:”Sunday Candy (Live from White House) / Chance The Rapper”(2014)

2、楽曲の絶妙な”ライン”

ポップすぎずハードすぎない曲調も魅力。“良い曲”が多いのではなく、“カッコ良い曲”が多いのです。

さらに言うと、Drakeのメロディラインは一般的に日本人が好きであろうツボを外れた曲が多いです。洋楽アーティストであっても日本で人気なアーティストは例えば”The Beatles”、”QUEEN”、”Oasis”。どれもポップでありながら憂いを帯びた、どこか予想ができるメロディラインの曲が人気を博しています。今挙げた3つのアーティストが全てUKのグループということもあり、“哀愁のあるUK的なメロディ”が洋楽の中でも日本人に好かれるとよく言われますね。

Drakeの曲もメロディアスでゆったりメロウな曲は多いですが、メロディラインを一聴して取っつきやすいと言える曲は少ないです。

3、退廃的なムード

楽曲や独特な声に漂う退廃的かつダーク、そしてゴージャスなムードが人気の理由でもあります。一方でただ単に重苦しいわけではなく、前述の通りR&Bシンガーとしての側面も活かして楽曲をトータルで創りあげるため、単調で退屈になることはありません。

Drakeのおすすめ曲12選

ここまでいくつかDrakeの楽曲をご紹介してきましたが、ここからは個人的なおすすめ。曲を絞るのが本当に難しかったですが、有名な曲を中心に集めてみました。ほとんどの曲がいまだにクラブやバーで流れ、多くの人を夜な夜な踊らせています。

Nice For What / Drake (2018)

2018年4月現在、初登場から連続して全米ビルボードランキングの1位をキープする、何の疑いもなく世界で一番アツい曲。1998年に伝説的R&B/ソウルシンガーのLauryn Hillがリリースした“Ex Factor”という名曲中の名曲をサンプリングし、21世紀現在のヒップホップサウンドに昇華した曲です。Billboard HOT100最高1位。

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God’s Plan / Drake (2018)

“Nice For What”にて自身がチャートを塗り替えるまで、11週も連続でチャート1位に君臨していた超人気曲。ハードすぎずポップすぎず退廃的ムードが漂う、これぞDrakeというサウンド。動画の3:14~にあるブレイク後(休止部分)はクラブでも声を揃えて歌う人が多い部分。Billboard HOT100最高1位。

Find Your Love / Drake (2010)

最初のメロディラインが印象的。ビルボードランキングには入りませんでしたが、キャッチーかつビートの効いたカッコ良い曲。ビートは効いていますが全編を通して歌い上げるR&Bのため、ラップはありません。

Take Care / Drake ft. Rihanna (2011)

当時付き合っていた世界的歌手リアーナとのコラボ。哀愁溢れる楽曲のメロディラインと、歌とラップの絶妙な使い分けが魅力。2011年当時は街中でずっと流れていました。Take Care以前にも“What’s My Name”を、以降にも“Work”をコラボして大ヒットさせています。Billboard HOT100最高2位。

Started From The Bottom / Drake (2013)

タイトルの通り、「底辺から上がってきたぜ」というメッセージが込められた曲。日本のクラブでもこの曲がかかるととても盛り上がります。ダークな雰囲気ですがキャッチーなフック(サビのようなもの)があり、インパクトが強いですね。Billboard HOT100最高2位。

The Motto / Drake ft.Lil Wayne (2011)

ガッツリ重低音が効いたクールなサウンド。Drake自体アメリカ人にとても人気がありますが、この曲は特に異様な程人気があります。この曲で使用した「YOLO=You Only Live Once」というスラングがアメリカ人の若者の間でとても流行しました。Billboard HOT100最高1位。

Hotline Bling / Drake (2016)

ゆる~い雰囲気とゆる~いダンスが話題となった曲。同時期に発表されたD.R.A.Mというアーティストの“Cha Cha”という曲に非常に似ていますが、このCha Chaはなんとスーパーマリオの効果音をサンプリングして作られています。Billboard HOT100最高1位。

Headlines / Drake (2011)

ゴージャスなストリングスの音と、デジタルな打ち込みスネアドラムとの音の対比が印象的な曲。こちらも決してポップではありませんが、キャッチーで覚えやすいカッコ良い曲になっていますね。Billboard HOT100最高1位。

Controlla / Drake (2016)

メロウかつキャッチー、この曲は一聴して魅力的に感じられるのではないでしょうか?この曲や同時期の“One Dance”、前述の“Work”という曲辺りからヒップホップ界ではレゲエのビートを取り入れた曲が巷に増え、現在に至るまでレゲエビートがトレンドになっています。Drakeと同様に“歌えるラッパー”として成り上がったTory Lanezを始め、たくさんのアーティストがControllaのビートで自らのラップを披露しています。Billboard HOT100最高16位。

Come Thru (Nothing Was The Same) / Drake (2013)

ビートには重低音が効き、メロウなメロディラインと自然に切り替わる歌とラップが非常に心地よい曲。歌うときとラップするときでは全然声が違う人に聞こえますが、もちろんDrake一人でやってます。シングルカット無し。

Forever / Drake ft.Kanye West, Lil Wayne, Eminem (2009)

既に地位を確立していた大人気ラッパーたちとのコラボ曲。一音目からインパクトがあるため、クラブで流れるときには頭から流れることがほとんど。比較的初期の楽曲ですが、今でも大人気を誇る一曲です。Billboard HOT100最高1位。

Hold On, We’re Going Home / Drake ft. Majid Jordan (2013)

90年代の雰囲気が漂う、ノスタルジーなR&B。Drakeのシンガーとしての魅力が最も出ている一曲です。歌詞の内容はラブソングであり、Drake本人はこの曲が結婚式の定番になると考えているようですが、実際は難しい気が…。笑 ビルボードチャートインはなし。

2018年以降も”間違いなく”市場を席巻する

📀 JUNE 2018

champagnepapiさん(@champagnepapi)がシェアした投稿 –

2009年辺りから10年近くも全米のトップを走り続けるDrakeですが、今後もトップを維持することは間違いないでしょう。

全くの事前告知無しでリリースされた“If You’re Reading This It’s Too Late (2015)”や、”プレイリスト”という形で急遽リリースされた“More Life (2017)”でさえ余裕でBillboard 200(全米アルバムチャート)で1位を獲得しているDrakeが、つい先日、ニューアルバム”Scorpion”を2018年6月にリリースすると本人のInstagramで告知しました。アルバムに収録されるであろう楽曲は既にBillboard HOT100で1位を取っている曲ばかりのため、この次回作もトップを取ることは100%間違いありません。

もしも洋楽が好きということであれば、会話の中でDrakeを避けて通るわけにはいきません。Drakeは既に全米ではスーパースターですが、日本での話題性はBruno MarsやJustin Bieberなどに比べるとまだまだという所。2018年はもはや日本でも無視できないレベルになるはずなので、今の内にチェックしておいて損はありませんよ。

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Witty 編集部

Witty編集部公式アカウント。 守備範囲は広いが、正ポジションは音楽ネタについて。 2018年もBlack Musicがトレンド間違いないです。

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