全部知ってた?大人デートの鉄板、高級寿司屋での大人な嗜み方

   

「寿司を食べるときの順番は?」「マナーは?」「やっぱり握りはおまかせが良いの?」高級寿司店で"知ったか"は厳禁。日本人に馴染みのある寿司のことでも、常識のようで知らないことがいくつもあります。今回はそんな疑問を解決するべく、港区・広尾の某人気店で働く寿司職人さんにお話を聞いてきました。

  
寿司をつまむ男性
KNOWLEDGE

寿司を知り尽くす職人に訊く

今回お話を聞いたのは、東京都港区広尾の人気店にて働く寿司職人のNさん。毎日お客様と接する職人さんから聞く言葉には、本やネットよりも随分重みが感じられました。(Wittyもネットですが・・・笑
高級寿司屋ともなれば、デートで使うことも増えてきます。なんとなく知っているつもりでも実は間違っていたり、知らず知らずのうちに迷惑をかけていたり、そのせいで恥ずかしい思いをするなんてことがあれば、大人の男性としてはちょっと微妙な評価をもらいそう。

“マナー”から“食べる順番”“最大限楽しむ方法”まで、この記事を読んで寿司屋での大人の嗜み方をマスターしましょう。

寿司屋でのスマートな振る舞いって?

Nさん
「寿司屋での粋な振る舞い」だったり「寿司屋ではこうすると通に見える」という記事が多いですが、そもそも寿司屋で粋に見せる必要はないと思いますね。「寿司屋でのスマートな振る舞いはどんな振る舞い?」の答えは簡単で、マナーをきちんと守っていること

寿司を食べる順番や食べ方というのも、決して自分を粋に見せるためではなく、寿司を一番美味しく食べてもらうためにあります。

「寿司屋でスマートに通ぶりたい」という気持ちで私もお話を聞きましたが、そもそも通ぶろうとするのが間違っているということなのでしょうね。寿司屋におけるスマートな振る舞いとは何か特別なことをプラスするのではなく、マイナスを作らないことだそうです。きちんとマナーを守っていれば、それがスマートに見えるのですね。

寿司屋で外してはいけないマナーとは?

まずは基本的なこと

Nさん
「予約した時間に遅刻しそうなら連絡をする」「ドタキャンしない」などの当たり前のことは置いておきます。また、「香水を付けない」「ジャージなど、ラフすぎる格好で来ない」なども、最近はしっかり気を付けている方が多いですね。

食に関して間違った知識を通ぶってひけらかすのはちょっと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。「ムラサキ」「あがり」など、寿司屋側が使う用語をバンバン使うのは避けた方が良いですね。

遅刻する場合やキャンセルをする場合、事前に連絡するのは当たり前のこと。服装もそこまで気張る必要はないようですが、スウェットや激しいクラッシュ加工のデニムは避けた方が良さそう。

また、一番通っぽく見せられそうな「用語」ですが、本来寿司屋側で使う用語を誤用しているケースが多いそう。「ムラサキ→醤油」「あがり→お茶」「おあいそ→お会計」と、普通の言い方をした方が恥ずかしい思いをしなさそうですね。

ここまで意識できるとスマート

Nさん
マナーというよりここまで意識していれば素晴らしい、と思うのはまず「出てきた寿司をすぐに食べてくれること」ですね。最近はインスタ映えのために写真を撮る方も多いですが、できれば寿司が出てきたらすぐに食べてもらいたいのが本音です。一番美味しい状態で食べて欲しいというこちら側の願いに近いですかね。

もう一つは、「長居しすぎないこと」です。本来は居心地が良いと思ってくださっているのでありがたいのですが、より多くのお客様に楽しんでもらいたいという気持ちもあり、2時間前後でさっとお帰り頂くお客様は「こちらのことを考えてくれているな」と嬉しくなります。

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職人さん側からすると”マナー”というより“お願い”に近いものでしたが、私たちお客さんはこの辺りもマナーとして捉えると良いですね。デートで女性が写真に夢中になっている場合、「出てきた寿司はすぐに食べるともっと美味しいよ」とさりげなく諭してあげるのがスマートでしょう。

寿司を食べる順番

次はみなさんが気になる部分であるだろう、寿司を食べる順番について。私は苦手な寿司がないのでいつもおまかせにしてしまいますが、所謂「お好み」で注文する際にはどういった順番で注文すれば良いのでしょうか。

Nさん
基本的には食べる順番はお客様の自由です。お好きな寿司をお好きなタイミングで召し上がるのが一番良いと思います。ただし、一つ一つの寿司を最も美味しく食べるためのコツといえば良いでしょうか、それでしたらあります。

光り物→白身→脂の多い白身(鰤など)→鮪赤身→トロ→巻物
ざっくりとですが、このように淡泊な味から濃い味、巻物で締めるという順番で召し上がると味覚が鈍ることなく最後まで美味しく召し上がれます。ちなみに、光り物と白身を交互に食べて飽きが来ないようにする、というテクニックを使う方もいらっしゃいますよ。一つ一つの握りの間にガリやお茶で口をリフレッシュするのも良いですね。

また、寿司を手で食べるのか箸で食べるのかもよく議題に挙がると思いますが、これはどちらでも良いです。ただし、醤油に付けるときにはネタの方を付けると、味も良い上に醤油皿にシャリがこぼれず美しいです。

好きな寿司を好きなタイミングで楽しむのが一番良いそうです。今回挙げて頂いた順番はあくまで“コツ”。「次はなんだっけ~、さっき貝を食べたから次はエビか!」みたいに順番に捉われてしまうのは寿司を楽しむ上で本末転倒ですね。

寿司屋を最大限楽しむ方法

最後に、寿司屋を最大限楽しむ方法を聞きました。

Nさん
いきなりお店に行って「おまかせ」を注文するのではなく、必ず下調べをしましょう。今は“食べログ”のように便利なサイトもあるので、平均金額を確認した上で電話で予約するのがベターですね。
電話予約をする際に「予算」「嫌いな物」まで伝えておくと、後は足を運ぶだけで寿司屋側が最大限のおもてなしをしてくれます。

もう一つ、電話で「今の季節ならではの魚って何かありますか?」と一言聞いておくとより楽しめるでしょう。鮪は冬、のように旬を知っている人は多いですが、季節ならではの魚は寿司屋に聞いた方が早いです。例えば、新イカ(スミイカの子供)は8月頃にしか食べられない、みたいなことを予備知識として知っておくと得しますね。その上で「おまかせ」に追加できるか聞いてみると良いです。

季節ならではの魚を楽しむ、というのはなんだかワンランク上の楽しみ方ですね。通ぶる必要はないと書きましたが、もしかするとこの楽しみ方が求めていたものかもしれません…(笑)

Nさん、貴重なお話どうもありがとうございました。
私は「寿司屋での大人の嗜み方」を聞いたのですが、Nさんから返ってきた回答はほとんど、「お客様に寿司を楽しんでもらうため」という視点からでした。
寿司屋での大人な嗜みとは、何か特別なテクニックを使うことではなく、寿司を楽しむことなのでしょう。

※Nさんのお店は芸能人の方もご来店するような”隠れ家”のため、お店の紹介はNGが出てしまいました。

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Witty 編集部

Witty編集部公式アカウント。 守備範囲は広いが、正ポジションは音楽ネタについて。 2018年もBlack Musicがトレンド間違いないです。

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