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“構図”を覚えるだけ?!プロカメラマンに教わるかんたんスマホ撮影構図4選

   

Instagramをはじめ、スマホからSNSに画像をアップする機会が増えましたね。撮影後の画像加工も良いけれど、写真そのものの素材力を上げるには、やはり“撮る”力。プロカメラマンから聞いた「覚えるだけで写真の質がワンランク上がる」構図4選をご紹介します。

  
KNOWLEDGE

ラクして写真を上手に撮る方法って、ありませんか?

カメラを一から勉強しようとすると、露出補正やホワイトバランス、ISO感度などと言った難しい専門用語が盛りだくさん。正直そこまでガチで撮りたい訳ではなくて、スマホでサクッといい写真が撮りたいもの。

「ラクして写真を上手に撮る方法って、ありませんか?」

広告の仕事をする傍らプロのカメラマンの撮影に同行することの多い編集部員が、思い切って聞いてしまいました。プロカメラマンから聞いた“少しの工夫”でスマホ撮影をワンランク上に持ち上げる技。
これでインスタ映え間違いなし!いや、インスタやってないんですけどね…。


写真の基本は構図にあり。

カメラの勉強をやってみようとするまで、「写真はアートだ」と思っていました。しかし、カメラマンの話を聞けば聞くほど頭を痛める専門用語の数々。シャッター速度とか被写体深度とか、何ていうか数学とか物理っぽくて右脳が拒否反応を起こすのです。

そんな時にカメラマンが教えてくれたのが、写真の基本である「構図」でした。
一瞬数学っぽいと思わせておきながら、基本の構図を覚えるだけで、何というか「写真が絵になる」。
今回はそんな構図を4点ご紹介します。

1.王道の“三分割法”

三分割法とは、画面を二本の水平線と垂直線で分割し、その線上もしくは交点に被写体やアクセントを配置する方法。

「真ん中ならまだしも、三等分って面倒じゃない?」と感じる人も少なくないでしょう。
しかし、さすがは『王道』と呼ばれる三分割法。多くのカメラアプリにこの三分割法を実践するための機能が付いています。


デジカメに付いている線。これが三分割法を実践するための「グリッド線」と呼ばれるもの。

このグリッド線の表示は、カメラの設定画面から行えます。
(設定>写真とカメラ>「グリッド」をonに)

>>

設定完了後にカメラを起動するとこんな感じに。

実際に三分割法を巧みに使った写真をご紹介します。

秋空に佇む女の子が印象的なこの写真。三分割法の話を聞くこともなく、右のスペースが広告的でいい味出していますね。
この写真のグリッド線を加えるとこうなります。

被写体である女の子とマフラーが綺麗に交点にレイアウトされています。また、背景の地平線が綺麗にグリッド線に合っています。

ちなみにこの三分割法、縦レイアウトでも力を発揮します。

腰をかける男の子と水面に映る男の子。どちらも重心となる腰の部分が綺麗に交点に収まり、安定感のある構図となっています。

「写真を撮って」と言われると、誰しもが被写体を中央に配置してしまうもの。三分割法の特徴は、雰囲気作りの巧さ。計算し尽くされた適量のスペースが、あなたの写真をワンランク上に押し上げてくれます。

なお、スマホのカメラで三分割法の撮影をする時の注意点。それはピントです。
カメラはデフォルトで中央にピントが合うようになっているため、ピンを合わせたい箇所をタップすることをお忘れなく!!

2. 背景写真に最適な二分割法

よく写真をアップロードする機会と言ったら、旅行!
旅先の風景、その素晴らしさを友達にSNSで伝えたい…。そんな時に活躍するのが二分割法です。

二分割法は非常にわかりやすく、画面の中央に平行線を引き、その位置に対象物を合わせて撮影する方法です。


例えばこの金閣寺の写真。
水面と地上のラインを中央に合わせることで、抜群の安定感が出ています。。

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また同じ二分割法でも、平行線ではなく垂直線を用いたシンメトリー技法も効果的です。

シンメトリー技法は建造物との相性が良いので、旅先で建物を撮る時にオススメです。

オーソドックスさゆえの“抜群の安定感”が風景のクオリティを後押しします。

二分割法・シンメトリー技法の注意点は、平面を意識しすぎないこと。
三分割法の交点と組み合わせたり、下から煽って撮ってみるなど、一工夫加えるとよりカッコ良い写真に仕上がります。



3. ダイナミックな写真なら対角構図

三分割法と二分割法、どちらもクオリティの高さと安定性のある撮影技法ですね。
ここらで少し動きのある写真構図を学びたい…。そんな時にオススメなのが「対角構図」です。

対角構図は画面上の四隅から対角線を引き、動きや奥行きを表現する技法です。


例えば、スノボのワンシーン。スノーボーダーの技術もさることながら、構図から滲み出るスピード感やダイナミックさがたまりません!

また、対角構図は“動き”だけでなく、“奥行き”の再現ができることもお忘れなく。


まずは、このワッフルの写真をご覧ください。ダイエット中であることを忘れてしまうほどに食欲を唆りますね…。

実はこのワッフルの写真。右下にピントを合わせ、対角線の先をぼかしていくことで、平面的なワッフルを立体的に見せています。あわよくば食感すらも想像出来てしまうような…。そんな一枚です。

4. スマホでの料理撮影に最適な三角配置

スマホで撮影をする機会が増えたことから、縦レイアウトの写真が増えたはず…。
そんなスマホ特有の縦のレイアウトで料理をバランスよく見せるなら、「三角配置」がオススメ。

ちなみにこれはカメラマンではなく、フードコーディネーターに聞いた話なのですが、「三角配置」は、雑誌やカタログの撮影で頻繁に使われるほど、業界ではスタンダードな構図だそうです。

小鉢や椀物などが多い和食も、テーブルに三角形を意識して並べることで、バランスの良い写真を撮ることが出来ます。
また、強調したい料理にピントを合わせることで、主役の存在感を引き立てることも出来る優れ技!

三分割法と三角配置を合体させることで、ポスターになるような勝負写真も撮れちゃいます。
三角形を作る時にアイテムが足りない時は、テーブルの上の小物や瓶なんかを使うのもアリ、だそうです。

構図をモノにして、写真を。

SNSを通して多くの写真を見るようになりましたが、あなたが最近「いいね!」した写真をもう一度見直してみてください。
実はここで紹介した構図を使っているかもしれません。

構図をきっかけに、今より少しでもカメラや写真に関心を持ってもらえれば嬉しい限りです。
写真は自身の体験を共有出来る貴重なツール。うまく活用して、よりスマートなセルフブランディングを目指しましょう!

 

余談ですが、普段使い慣れない「構図」という言葉を使いすぎた筆者は、徐々に「構図」が「楳図(うめず)」に見えてきました。

グワシ!!

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Witty 編集部 メガネ

Witty編集部公式アカウントの二人目。 元広告代理店勤務で、現在はデザイン業務のディレクションを担当。 ビジネスとデザイン、少々のアダルトコンテンツを好む...

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